有紀のボールペンが見当たりません。それに気付いたルディにボールペンを借りることになりました。
有紀 : あれ!私のボールペンはどこだろう? Yuki : Aduh!Mana bolpoin saya? 有紀 : アドゥ マナ ボルポイン サヤ |
試してもいいですか? Boleh coba? ボレ チョバ |
ルディ : ボールペン?私のものを使ってください。 Rudy : Bolpoin? Silakan pakai punya saya. ルディ : ポルポイン スィラカン パカイ プニャ サヤ |
私の部屋はどこですか? Mana kamar saya? マナ カマル サヤ |
有紀 : ありがとう。お借りしていいですか? Yuki : Terima kasih. Boleh pinjam? 有紀 : トゥリマ カスィ ボレ ピンジャム |
ほしければ、差し上げますよ。 Kalau mau, ambil saja. カラウ マウ アンビル サジャ |
ルディ : 必要であれば、差し上げますよ。 Rudy : Kalau perlu, ambil saja. ルディ : カラウ プルル アンビル サジャ |
会話のコツ
ana?[マナ]「どこ?」は、場所に関するフレーズによく出てくる単語です。Vol.2で、ルディが有紀にAnda orang mana?「あなたはどちらの国の方ですか?」と尋ねたのを覚えているでしょうか?manaの後ろに物などを入れると、Mana barang saya?[マナ バラン サヤ]「私の荷物はどこ?」、Mana tempat duduk saya?[マナ トゥンパッ ドゥドゥッ サヤ]「私の座席はどこ?」になります。
相手に何かを勧める時にはSilakan ~.[スィラカン]「どうぞ~してください」を使い、相手に何かをお願いをしたい時や許可を求める時にはBoleh ~? [ボレ~] 「~してもよいですか?」から始めるフレーズが一般的です。silakanやbolehの後には動詞が続きます。
Terima kasih.[トゥリマ カスィ]の会話版とも言える、多少くだけた感じの「どうも」「ありがとう」はMakasih.[マカスィ]です。機内で客室乗務員からサービスを受けた時や、部屋までトランクを運んでくれた従業員に対して使ってみてはいかが?
Kalau ~.[カラウ]は「もし~ならば」と仮定を表しますので、後ろにperlu[プルル]「必要な」、mau[マウ]「ほしい」を伴うと、kalau perlu「必要ならば」、kalau mau「ほしければ」になります。
リレーコラム
インドネシアを語る上で忘れてはならないのが、ゴトン・ロヨンと呼ばれる相互扶助の精神です。皆で助け合いながら生きていくという気持ちがとても強く、色々なシーンで互いを助け合い、支えあいながら生活するのが基本精神なのですが、ジャカルタなどの都市部ではすでに失われつつあります。しかし、田舎ではまだまだ健在。人と人との繋がりを実感することもあるかもしれません。
インドネシアでは何かをしてもらった後、後日、そのことに関してのお礼を改めて言う習慣はあまりありません。日本では当たり前に耳にする「先日はお世話になりました」「この間は本当にごちそうさまでした」などと、お礼を繰り返しいうことはまれです。感謝の気持ちはその場できちんと伝えるのがインドネシア流なのです。(CHIKO)
単語
インドネシア語 | 日本語 |
---|---|
Aduh! アドゥ |
あれ!(驚き、痛み、失望などを表す感嘆詞) |
mana マナ |
どこ、どれ |
bolpoin ボルポイン |
ボールペン |
saya サヤ |
私 |
Silakan ~. スィラカン |
どうぞ~してください。 |
pakai パカイ |
使う |
punya saya プニャ サヤ |
私のもの |
Terima kasih. トゥリマ カスィ |
ありがとう。 |
インドネシア語 | 日本語 |
---|---|
Boleh ~? ボレ |
~してもいいですか? |
pinjam ピンジャム |
借りる |
kalau perlu カラウ プルル |
必要であれば |
Ambil saja. アンビル サジャ |
差し上げます。 |
coba チョバ |
試す |
kamar カマル |
部屋 |
kalau mau カラウ マウ |
ほしければ |
クイズ
Q1.「どこだろう?」と物のありかを尋ねる時は?
- Mana?
マナ
- Mana?
- Boleh?
ボレ
- Boleh?
- Apa?
アパ
- Apa?
- Bagaimana?
バガイマナ
- Bagaimana?
正解を表示する |
正解を隠す |