概略
バンドンはインドネシアのジャワ島西部にある都市で、西ジャワ州の州都。
植民地時代に政治・経済・文化の中心地の1つとして発展し、多くの外国人が居住していたことから「ジャワのパリ」とも呼ばれています。
ジャワ人に次いで人口の多い種族であるスンダ人が生活し、スンダ語が話される「スンダ地方」の中心地で、1955年4月にバンドン会議(第1回アジア・アフリカ会議)が開催された場所でもあります。
市内には現在でもアールデコ様式の建築物が残っています。また、衣料品のファクトリーアウトレット店やモールも多数存在し、ショッピングも楽しめます。
地理
首都ジャカルタから東南に約200km、陸路(高速道路または鉄道)で約3時間。
中心地の標高は海抜700mで、周囲を標高2,000mクラスの山々に囲まれているため、熱帯にありながら年間を通して涼しく過ごしやすいです(日中の気温は27~28℃、夜間は17~18℃)。
バンドンの主な見どころ
アンクルン(Angklung)
インドネシアの伝統的な竹製の打楽器。ジャワ島西部が起源とされ、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。
ホワイトクレーター(Kawa Putih)
バンドンから車で約1時間半、パトハ山の火口湖。
ティープランテーション
涼しい気候を生かした、一面に広がる茶畑。